【※必読です※】GHCヘビー史上初メキシコ人王者・ワグナーとGLG総帥・ジェイクが激突!必見の3.31後楽園ホール大会を紐解く!
GHCヘビー史上初のメキシコ人王者となったイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が、初防衛戦から最大級の難敵を迎えた。
2・4仙台大会で拳王を破って快挙を成し遂げたワグナーJr.に、ジェイク・リーが挑戦表明。王座を懸けたシングル初対決が春先の後楽園を舞台に行われることになった。
約5ヶ月ぶりの返り咲きを狙うジェイクは陥落後も失速せず。要所でのマイクで支持を高めつつ、本隊相手のイリミネーション戦を仕掛けて熱闘を創り出すなど、タイトルとは別アプローチで存在感を一層高めてきた。
「今年は“世界"を意識する」とも発言しており、ワグナーJr.とのタイトル戦はうってつけの舞台。また、直前には藤田和之とフルタイムドローを繰り広げ「ベルトを獲ったら真っ先に藤田を指名する」とも予告。見据える先は広く、やるべきことも多い。
唯一の前哨戦(3・17横浜武道館)はワグナーJr.が制したものの、試合後にはジェイクが右ハイキックで一撃KO。いきなりの失態となったワグナーJr.が、そのうえ初防衛戦で陥落…となれば“アステカ戦士"の名に傷がづく。無論GLGを率いるジェイクとしてもGHC戦で連敗できない。どちらもリスキーな一戦となる。
ワグナーJr.は186cm、ジェイクは192cmと、まさにヘビー級の闘いとなりそうだが、レスラーとしての成り立ちも、ファイトスタイルもまったく異なる。その化学反応も興味深いところ。
佐々木憂流迦と丸藤正道のシングル初対決も実現する。元UFCファイターの憂流迦は、フル参戦を続けて急ピッチで進化中。厚みを増した褐色の肉体もあいまって、MMA時代とはもはや“別人"となった。
リーグ戦初体感となった先のVCタッグリーグでも開幕2連勝を飾るなど見せ場を連発。さらなる進化を遂げたところで、今度は拳王、丸藤とのシングルが組まれた。
拳王戦ではコーナー逆さ吊りなど“プロレスならではの動き"を連発され、最後は場外PFSでリングアウト負け。「プロレスの洗礼」を浴びた。
“プロレスならではの動き"といえば丸藤もプロレス界屈指の存在。リングを使った独創的な動きを開発して多くのレスラーに影響を与えてきた。これまで丸藤とは同じコーナーに立つことが多かった憂流迦だが、拳王とはまた違った形の「プロレスの洗礼」に今度はどう立ち向かうか。
VCタッグリーグ公式戦では引き分けとなった清宮海斗&大岩陵平組と拳王&大和田侑組の“決着戦"も組まれた。
2・28新宿大会は大和田の大奮闘で20分フルタイムドロー。試合後は大・大和田コールに染まったのも記憶に新しい。悔しさを露わにした清宮&大岩組だったが、その後VCタッグを制覇。GHCタッグ王座挑戦が決まっていたものの、清宮の負傷欠場(脊髄振とう)で霧散していた。
王者のジャック・モリス&アンソニー・グリーン組からも“GHCタッグ王者vsVCタッグ覇者"の対決を呼びかけられており、清宮&大岩組としては公式戦ドローのケジメをつけてGHCタッグ挑戦へと向かいたいところ。
一方の拳王&大和田も拳王のYoutubeチャンネルを通じて、GHCタッグ挑戦をぶち上げ。確かにVCタッグ覇者を食えば割り込み挑戦も可能だ。進境著しい大和田もタイトル初挑戦のチャンスとなれば、さらに燃え上がること必至で、若手活性化の方舟改革を掲げる拳王流の仕掛けが、ここでもさく裂している。
3月に入って何かと火花?を散らしてきたGHCナショナル王者・モリスとHAYATAも、後楽園での6人タッグマッチで再度激突する。
コトの発端は3・2名古屋大会。HAYATAが「ナショナル…」とだけつぶやいてナショナル王座挑戦を示唆した。その後もモリスの試合後に姿を現しては無言でベルトを指さし続け、試合でもグッドルッキングニーやタイガードライバーといったモリスの得意技を繰り出して挑発を続けた。
ところがモリスから「挑戦したいのか? ハッキリ言え」と迫られると、一転して「挑戦するとは言っていない」と煙に巻き、直接対決でもモリスとの接触を拒絶。「赤いベルトに興味があるだけ」「タイガードライバーなんてやってない」など理解不能なコメントを連発して周囲を翻ろうしてきた。再度の直接対決でコトは動くのか、要注目となる。
■3.31後楽園ホール大会 詳細は こちら
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